作中におけるスッパマンの立場をより滑稽に際立たせたのが、圧倒的なパワーを持つロボット少女・則巻アラレの存在だ。
地球を素手で割るほどの規格外な力を持つ則巻アラレに対し、威厳を保とうとするスッパマンは常に空回りする。彼女の純粋無垢な無邪気さに翻弄され、自滅していくパターンは、番組における最高潮の黄金リアクションとなった。
1981年からフジテレビ系列で放送が始まったアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』は、東映アニメーションの高品質な作画と相まって最高視聴率36.9%という驚異的な数字を記録。アニメ業界全体に「ギャグアニメの黄金期」をもたらす契機となったのである。