審判台の上に座る主審と、ネット際やサイドラインで目を光らせる副審。このふたりの息が合っていなければ、どんなに素晴らしいジャッジペーパー(審判用紙)であっても正確な記録は残せない。試合のテンポを作り出し、スコアの不一致を防ぐための密接な連携手順が勝利の裏には存在する。
ポイントが決まった瞬間、副審はハンドサインと明確な発声で主審に判定を伝える。主審はそのシグナルを目と耳で受け取り、コールを行うと同時に手元のペーパーへ迅速に記録を落とし込む。奇数ゲーム終了時のチェンジサイズや、ファイナルゲームのポイント経過時には、主審と副審が互いの手元やジェスチャーでカウントを照合するルーティンを徹底しよう。このわずか数秒の連携作業が、カウントの数え間違いやサーバーの交替ミスといった決定的な事故を未然に防いでくれるのだ。