DIYで棚やラックを制作する際に定番となっているイレクターパイプ(スチールパイプにプラスチックを被覆した管)を切断できるかどうかは、多くのユーザーが気にするポイントだ。結論から言えばカット自体は可能である。ただし、表面のプラスチック被覆層と内部の鋼管層という二重構造になっているため、一気に刃を押し込むと刃こぼれの原因になる。
切断の裏技は「焦らず徐々に圧力をかける」ことに尽きる。1回転ごとにダイヤルをほんのわずか(8分の1回転程度)だけ締め込み、浅い溝を刻みながら周回を重ねるのが鉄則だ。また、刃の接触面に一滴の金属用オイルや潤滑油を垂らしておくだけで、摩擦熱が大幅に軽減され、刃の耐久性が格段に向上する。このひと工夫で切れ味が驚くほど長持ちするのだ。