奈良工場で製造されるラインナップを見れば、誰もが一度は口にしたことのあるスター商品がずらりと並ぶ。ソフトキャンディの中にプチプチとしたグミを閉じ込めた「ぷっちょ」、発売当時にその強烈な酸度で社会現象を巻き起こした「シゲキックス」、そして独自のコラーゲン皮膜技術で本物の果実のようなジューシーさを再現した「コロロ」。さらに、濃厚な乳脂肪分を極限まで引き出したロングセラー「特濃ミルク8.2」もこの技術の系譜に連なる。
なかでも「コロロ」の製造ラインは圧巻だ。外側の皮膜と内部のジューシーなグミ液を瞬時に一体化させるプロセスは、門外不出の独自技術。温度、湿度、充填速度のわずかな狂いが製品の食感を損なうため、ライン上には無数のセンサーが配置され、リアルタイムで状態を監視している。驚きの噛みごたえは、緻密に計算されたメカニズムの賜物だ。