今回の合否を分けた境界線、すなわち合格基準のボーダーラインは、必修問題・一般問題・臨床実地問題の各領域で極めてシビアな設定となった。特に必修問題における80%の絶対基準は、多くの受験生の前に文字通りの壁として立ちはだかった。
さらに深刻さを増しているのが、新卒者と既卒者(浪人生)の合格率乖離だ。新卒の合格率が70%台後半から80%前後に達する大学でも、既卒者に限ると20%〜30%台まで急降下する現象が常態化している。一度レールを外れると、目まぐるしく刷新される出題トレンドに追いつけなくなる構造的な罠が存在する。