臨床心理学の観点から見ると、年下男性に好かれる理由の深層には、青年期から成人期への移行に伴う「安心の基地(セキュア・ベース)」を求める無意識の欲求が存在します。仕事のプレッシャーに晒される若い男性にとって、自分を値踏みせず、ありのままの努力を肯定してくれる存在は極めて貴重です。
また、40代大人の恋愛心理は20代の頃のそれとは大きく変容しています。「結婚や世間体のために相手を縛り付ける」発想から解き放たれ、お互いの時間と自由を尊重する関係を望む傾向が顕著です。心理学でいう「健全な心理的バウンダリー(自他境界)」が確立されているため、依存し合わない軽やかな距離感を保ちやすくなります。
編集部の独自取材に応じた20代後半の男性会社員は、次のように語っています。
「同年代とのデートでは『リードしなければ』というプレッシャーで胃が痛くなりがちでした。しかし40歳の彼女と過ごす時間は、愚痴を受け止めつつも『よく頑張ってるね』と対等に労ってくれる。弱みを見せられる唯一の居場所です」