インターネット上のヘアアレンジ情報には、一見合理的でありながら実はうねりを悪化させている危険な誤解が散見されます。代表的な2つの盲点を解説します。
誤解1:ヘアオイルをたっぷり塗れば重みでうねりが収まる?
これは最も注意すべき落とし穴です。重ためのヘアオイルを前髪の根元付近からベタづけすると、油分の重みで前髪が束になって割れ、隙間からおでこの皮脂や汗を直接吸い上げてしまいます。さらに、油分が酸化すると毛髪の質感が損なわれます。オイルを使用する場合は「毛先1/3に極微量を馴染ませる」程度に留め、キープには油分の少ないドライスプレーを使用するのが鉄則です。
誤解2:何度もアイロンを往復させて熱をしっかり当てるべき?
同じ毛束に何度もアイロンを重ね通しすると、髪内部の水分が過剰に蒸発し、かえって大気中の水分を激しく吸収する「パサつき・過膨潤体質」の髪になってしまいます。アイロンを通す回数は1パネルにつき1〜2回で十分です。スピードを落とし、適度なテンポ感で一定のテンション(引っ張る力)をかけて抜くことが、長持ちの秘訣です。