大西亜玖璃の原点は、2011年に開催された「第13回全日本国民的美少女コンテスト」にあります。応募総数10万通を超える過酷なオーディションの中でファイナリストに選出された彼女は、大手芸能プロダクション・オスカープロモーションに所属し、2013年に次世代ユニット「X21」のメンバーとしてアイドルデビューを果たしました。
X21での活動は、歌やダンスの基礎訓練はもちろんのこと、生放送番組や過密なライブスケジュールを通じて現場対応力を叩き込まれる濃密な時間でした。当時の特番インタビューや回顧録において、彼女は「周囲のレベルの高さに圧倒され、自分の立ち位置に悩む日々が続いた」と率直な胸の内を明かしています。
2017年にグループを卒業し、子どもの頃からの夢であった声優への転身を決断。現在の所属事務所であるリンク・プランへ移籍したことは、彼女の人生における最大のターニングポイントとなりました。アイドルとして培った度胸とビジュアル、そして挫折を乗り越えて培ったハングリー精神が、その後の声優オーディションで大きなアドバンテージとなったことは間違いありません。