一見すると愛らしいペットロボットに過ぎないハロですが、その内部にはアムロの天才的エンジニアリングが凝縮されており、ガンダム ハロ 機能と能力は一般的な市販トイの枠を遥かに超越しています。
直径約40センチメートル、重量約2.3キログラムの球体内部には、高度な姿勢制御ジャイロと球体関節が組み込まれており、カバーを開閉してパタパタと羽ばたかせるだけでなく、地面を跳ねるホッピング移動、さらには階段を器用に昇降する運動能力を備えています。さらに内部カメラによる画像認識、音声合成による対話機能を完備しており、ホワイトベース艦内ではアムロのみならずカツ、レツ、キッカといった戦災孤児たちの遊び相手としても重宝されました。
特筆すべきは、アムロが組み込んだとされる「脳波測定・感応センサー」の存在です。ハロは周囲の人間の脳波や感情の昂ぶりを感知する特殊なバイオセンサー的機能を内蔵しており、劇中でもアムロのニュータイプ覚醒や精神状態の揺らぎに呼応して警告音を発したり、興奮して飛び跳ねたりする描写が散見されます。
さらに『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、アナハイム・エレクトロニクス社が再生産した三代目ハロをアムロがハサウェイ・ノアに譲渡していますが、この時代になると機動戦士のコックピットに持ち込まれ、サブシートでの簡易的な火器管制や機体コンディションのモニタリング支援、セキュリティ解除の補助など、実質的なアビオニクス(航空電子機器)の補助端末としての役割すら担うようになっていました。