特別な日のご馳走やおもてなし料理の主役となるのが牛もも肉です。牛肉は豚肉と異なり、中心温度が54〜58℃のミディアムレア状態で最も柔らかく、肉本来の芳醇な風味を楽しめます。ここで重宝するのが牛ももブロックローストビーフ簡単レシピです。
オーブンを使わずに手軽に仕上げるなら、牛もも肉ブロックフライパン焼き方のコツを押さえる必要があります。最大の落とし穴は、冷蔵庫から出したての冷たい肉をそのままフライパンに投入することです。中心が冷たいまま強火にかけると、外側だけが加熱されすぎて焦げ付き、中心は生焼けのまま温度勾配が急激になってしまいます。調理の30分〜1時間前には必ず冷蔵庫から出し、室温に戻す工程を省いてはなりません。
フライパンに牛脂またはサラダ油を強火で熱し、全面にそれぞれ1分ずつ綺麗な焼き色をつけたら、すぐに火を止めます。二重にしたアルミホイルで肉を隙間なく包み、さらに清潔なふきんやバスタオルで包み込んで20〜30分間放置します。この「余熱調理」によって、外側の熱が緩やかに中心部へ移行し、肉汁の損失を防ぎながら全体が均一なロゼ色に仕上がります。
より手軽におつまみとして楽しむなら牛ももブロックたたき作り方が最適です。表面をフライパンで各面40〜50秒ほど強火で一気に香ばしく焼き付けたら、即座に氷水に浸して熱の進行を止めます。これにより外側の香ばしさと内側の瑞々しい赤身のコントラストが際立ちます。近年普及が進んだ調理家電を用いたももブロック低温調理レシピであれば、57℃に設定したウォーターバスに真空パックした肉を入れ、肉の厚み1cmあたり30分の計算(約4cmのブロックなら2時間)で加熱することで、シェフの厨房と遜色ない極上の柔らかさを確実に再現できます。