「自分は人に教えるのが下手だ」「感情的になってしまいプリセプターに向いてない」と自己嫌悪に陥る指導者も少なくありません。しかし、指導の成否は個人の性格ではなく「伝え方の技術」に左右されます。
新人指導で行き詰まった際は、以下の手法を取り入れることで指導関係が劇的に改善します。
・「Why」ではなく「What / How」で問いかける:
ミスをした新人に「なぜできなかったの?」と詰問すると、相手は防衛反応に入り思考が停止します。「どの手順で迷った?」「次はどうすれば確認漏れを防げると思う?」と問いかけることで、具体的な改善行動に意識を向けさせます。
・フィードバックは「承認7割・課題3割」:
改善点を指摘する前に、まず「時間通りに準備できていた点」や「声かけが丁寧だった点」など、できた事実を具体的に認めることで心理的安全性を確保します。
・一人で抱え込まず「アソシエイト」や師長を頼る:
プリセプターを補佐する役割である「アソシエイト(副指導者)」や病棟師長に対し、指導の進捗や悩みを定期的に共有する仕組みを活用してください。