危険な兆候がなく、「お腹はカチカチだけど痛くない」「姿勢を変えると楽になる」という場合は、寝姿勢を工夫することで子宮への負担を大幅に軽減できます。
最も推奨されるのがシムス位と呼ばれる寝方です。体の左側を下にして横向きに寝る姿勢(左側臥位)をとることで、下大静脈への圧迫が解除され、全身および胎盤への血流が劇的に改善します。
具体的な作り方は以下の通りです。
1. 体の左側を下にして横向きに寝ます。
2. 下側の左足は自然に伸ばし、上側の右足は膝を曲げて前に出します。
3. 曲げた右足の下に抱き枕やクッションを挟み込み、お腹が圧迫されない角度に調整します。
4. 上側の右手もクッションに乗せ、上半身を少し前傾させて脱力します。
寝具の隙間をクッションで埋めることで骨盤が安定し、お腹の緊張がほぐれやすくなります。就寝前には足首を温めるレッグウォーマーを活用したり、深呼吸を意識して副交感神経を優位に整えることも、夜間の張りを予防する効果的な手段です。