冷凍後の料理を美味しく仕上げるカギは、メニューに合わせた下準備にあります。用途別の切り分け方をマスターしておくと、調理時間を大幅に削ることができます。
炒め物やスープに万能な人参の冷凍切り方としての短冊切りや千切りは、生のまま平らに広げて保存するのが最適です。火が通りやすいため、朝のお弁当作りや夕食の炒め物に凍ったまま投入するだけで手早く一品が完成します。
一方、カレーや煮物に重宝する人参の冷凍における乱切りは加熱処理を挟むのが賢明です。厚みのある乱切りを生のまま冷凍すると中心まで凍るのに時間がかかり、繊維が崩れやすくなります。電子レンジで軽く熱を通すか、固めに茹でてから冷まして保存すると、煮崩れを防ぎつつホクホク感を保てます。
さらに重宝するのが人参の冷凍みじん切り活用法です。フードプロセッサーなどで細かく刻んだ人参を生のまま保存しておけば、ハンバーグのタネやキーマカレー、チキンライス、オムレツの具材として解凍なしで即座に使えます。
いずれのカットでも、小分けにしてラップで空気が入らないようピッチリと包み、冷凍用ジッパー付き保存袋に入れて平らにならし、アルミトレイの上に置いて急速冷凍するのが品質を落とさない鉄則です。