古代の武蔵国入間郡に起源を持つこの地は、かつて埼玉県の南西部一帯を広くカバーする広大な郡でした。現在の中核都市である川越市、所沢市、狭山市、入間市、富士見市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、ふじみ野市などは、もともとすべて旧入間郡に属していた町村が発展・独立したものです。
明治・昭和・平成と時代が進むなかで、人口増加に伴う単独市制施行や近隣町村との新設合併が相次ぎました。その結果、市にならず町制を維持し続けた三芳町、毛呂山町、越生町だけが入間郡として残存することになりました。いわば「取り残された」のではなく、各町が独自の自治方針や住民サービスの維持を選択してきた結果が、現在の3町の姿です。