栗東Vs美浦「西高東低」は本当に終わったのか?新坂路で変わった勢力図を徹底解説

栗東Vs美浦「西高東低」は本当に終わったのか?新坂路で変わった勢力図を徹底解説

栗東Vs美浦「西高東低」は本当に終わったのか?新坂路で変わった勢力図を徹底解説に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

栗東トレーニングセンターの施設面における強みは、坂路の傾斜だけにとどまりませんでした。栗東は名神高速道路や新名神高速道路へのアクセスが良く、阪神・京都・中京といった関西主要競馬場への輸送ストレスが極めて少ないという地理的アドバンテージを誇ります。

さらに、ウッドチップコースの維持管理技術や競走馬用スイミングプール、ゲート練習施設の配置など、あらゆるハード面で栗東が先行。調教師や厩務員の間でも「強い馬づくり」に向けたノウハウの共有や積極的な意見交換が日常的に行われ、組織力と技術革新のスピード感でも関東をリードしていました。

一方、当時の美浦トレーニングセンターの評判は厳しく、施設面での制約に加えて冬場の厳しい寒さや乾燥した気候、東京・中山競馬場への渋滞を伴う輸送など、複数の不利な要素が重なっていました。有力な馬主や生産牧場が素質馬をこぞって栗東の有力厩舎へ預託する悪循環が生まれ、人材・競走馬・施設すべての面で格差が固定化していったのです。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。