大会開幕前、SNSやネット掲示板(5chやXなど)では甲子園最新ネットの反応として、有名校のネームバリューや派手な練習試合のスコアに基づいた大胆な予想が飛び交います。しかし、ネット上の盛り上がりと現場のプロの視点の間には、しばしば決定的な「評価のギャップ」が存在します。
ネット上で過大評価されがちなのは、「練習試合で本塁打を量産したスラッガー揃いのチーム」です。甲子園の緊張感と相手校の徹底的な配球分析、キレのある変化球を前にすると、大振りな打線は沈黙を強いられる傾向にあります。ファンが「強打の優勝候補」と騒ぎ立てる一方で、現場の記者が冷ややかに見ているケースは少なくありません。
逆に、ネット上では地味とされながらもプロが警戒するのが、「内野守備の連係が完璧で、捕手のインサイドワークが冴え渡るチーム」です。派手なスター選手はいなくとも、相手のスキを突く走塁や犠打を100%決めてくるチームこそが、甲子園トーナメント表を勝ち進む真の強者となります。