湯殿山スキー場を訪れる際、最も警戒すべきリスク要因はアクセス 道路状況です。ネット上では「主要国道沿いだからアクセスしやすい」と紹介されるケースが散見されますが、冬期の国道112号線(月山道路)は全国でも屈指の難所として知られています。
日本海側の鶴岡市街地や庄内空港方面、あるいは山形市・仙台方面のどちらからアプローチする場合でも、峠越えの区間は激しい地吹雪や路面凍結が発生します。行政による除雪体制は極めて優秀ですが、猛吹雪の際にはホワイトアウトによる立ち往生や一時的な通行止めが発生することも珍しくありません。
ノーマルタイヤでの進入は論外であり、高性能スタッドレスタイヤの装着はもちろん、4WD車の利用が強く推奨されます。二輪駆動車の場合は金属チェーンの携行が必須です。山形河川国道事務所の道路情報板やライブカメラで最新の路面凍結状況を確認し、時間に余裕を持った運行計画を立てることが安全への最低条件となります。