年賀状シーズンや手元にある記念はがき、官製はがきを使いたい読者にとって、コンビニ ポストカード 持ち込み印刷は非常に重宝する機能です。しかし、手差しトレイから給紙する際には、知っておかないと複合機を物理的に破損させる重大なリスクが潜んでいます。
絶対に守るべき鉄則は、「インクジェット写真用はがき」および「インクジェット専用はがき」をコンビニのマルチコピー機に投入してはならないという点です。インクジェット用紙の表面には、液状インクを素早く吸収・定着させるための特殊な樹脂系コーティング剤(受容層)が塗布されています。コンビニのレーザー複合機はトナーを用紙に定着させるために200度近い高温熱ローラーを通過させるため、このコーティング剤が熱で瞬時に溶融し、内部ローラーに焼き付いて剥がれなくなる重大な巻き込み事故を引き起こします。
機械が停止するだけでなく、高額な修理交換費用や店舗業務の停止といったトラブルに直結するため、持ち込みはがきを利用する際は必ず日本郵便が発行する「普通紙(レーザープリンター対応)」の郵便はがき、またはレーザープリンター対応と明記された私製はがきを厳選してください。
また、用紙の保管状態にも細心の注意が必要です。湿気を含んで波打っている紙や、角が折れ曲がっているもの、静電気で2枚重なった状態のはがきをトレイにセットすると、高確率で給紙ジャム(紙詰まり)が発生します。給紙トレイにセットする直前には、用紙の四隅をしっかりと指先で捌き、反りを平らに直してからセットすることが、現場検証から導き出された確実な防衛策です。