粕屋北部消防本部(粕屋北部消防組合)は、1978年(昭和53年)10月に糟屋郡古賀町および新宮町の2町によって設立許可を受け、翌1979年4月に正式に発足した歴史を持ちます。本署を福岡県古賀市今在家167-1に置き、古賀市と新宮町の2自治体、広大な住宅地と急速に発展する国道3号線沿いの商業・物流エリアを24時間体制で警備しています。
総務省消防庁の消防本部データおよび本部の公式公表資料によると、近年における火災出動回数は年間を通じて比較的低水準に抑えられている一方、救急出動回数は年々増加傾向にあります。新宮町のベッドタウン化に伴う急激な人口流入や、産業道路における交通事故、高齢化に伴う急病要請が重なり、救急車の稼働率は極めて高い水準で推移しています。
住民が最も気にする火災速報やリアルタイムの出動情報については、現在では災害情報案内テレホンサービスや自治体の防災メール、さらには公式ウェブサイトを通じて迅速に情報共有される体制が整えられています。また、近年では公式YouTubeチャンネルを開設し、火災予防の啓発動画や救急車の適正利用の呼びかけを行うなど、従来の「お堅い役所」のイメージを打破し、開かれた消防を目指す積極的な情報発信が目立っています。