レモン1個分のビタミンCは20Mg?飲料表示の真相と栄養の全貌

レモン1個分のビタミンCは20Mg?飲料表示の真相と栄養の全貌

レモン1個分のビタミンCは20Mg?飲料表示の真相と栄養の全貌とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

清涼飲料水やサプリメントのパッケージで見かける「レモン〇個分」という表現は、各メーカーが独自に決めている宣伝文句ではない。一般社団法人全国清涼飲料連合会(全清飲)が制定した清涼飲料水 表示ガイドラインによって明確にルール化されている。

このガイドラインにおいて、レモン1個分のビタミンC 含有量は「20mg」として厳密に統一されている。なぜ、これほど小さな数値に設定されているのか。その背景には、消費者が果実を摂取する際の実態に即した「レモン果汁 換算基準 真相」が関係している。

農林水産省が過去にまとめた目安箱の資料や業界の合意形成によれば、一般的なレモン1個の重量は約100gから120gとされる。しかし、一般消費者が料理や飲料で実際に利用するのは「絞った果汁」であり、その重量はおよそ果実全体の20%から30%、約20gから30g程度にすぎない。日本食品標準成分表においてレモン果汁100gあたりのビタミンC含有量は50mgであるため、果汁30gから得られるアスコルビン酸はおよそ15mgとなる。これに安全マージンと切りが良い数値を考慮し、「レモン1個から絞れる果汁に含まれるビタミンC=20mg」という基準が昭和の時代に策定され、現在まで引き継がれている。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。