男の美容院頻度は月1回が正解?2ヶ月放置で清潔感が崩壊する理由

男の美容院頻度は月1回が正解?2ヶ月放置で清潔感が崩壊する理由

男の美容院頻度は月1回が正解?2ヶ月放置で清潔感が崩壊する理由の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

リクルートの調査機関「ホットペッパービューティーアカデミー」が発表した各種実態調査によると、男性のヘアカット平均期間は約50日前後(約1.6ヶ月)という数値が出ている。つまり、一般男性の多くは「およそ2ヶ月に1回弱」のペースで足を運んでいるのが現実だ。

しかし、この「平均値」に甘んじることには大きな落とし穴が存在する。都内屈指のメンズ激戦区である渋谷・原宿・銀座エリアのトップサロンで統括マネージャーを務めるスタイリストは、現場の生々しい実態を次のように証言する。

「カウンセリングシートに『2ヶ月ぶり』と書かれるお客様の約8割は、ご本人が思っている以上にスタイリングの限界を迎えています。朝のセットに時間がかかるようになり、ワックスを過剰につけて油分でギトギトになってしまう。本人は『まだいける』と感じていても、客観的には毛先がまとまらず、清潔感のメーターは大幅にマイナスへ振れています」

さらに見逃せないのが、メンズ美容院に対する女性ウケと評判のシビアな視線だ。SNS上の本音リサーチや独自アンケートにおいて、20〜30代女性が「男性の容姿で幻滅する瞬間」として圧倒的上位に挙げるのは、服のセンスではなく「髪と眉の放置感」である。

「どんなにおしゃれな服を着ていても、襟足が首元でモサッと溜まっていたり、ツーブロックの刈り上げから中途半端に毛が立っていたりすると、一気に生活感や不潔感が見えてしまう」「2ヶ月切っていない男性の髪は、前髪のすき間から重たい印象が漏れ出ていて話しかけづらい」といった手厳しい声が知恵袋やコミュニティ上に溢れている。周囲は「髪を切ったほうがいい」とは決して面と向かって指摘してくれない。その沈黙の評価基準こそが、清潔感の真の正体である。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。