Q1:メイはなぜ「とうもろこし」を「とうもころし」と言ってしまうのですか?
A1:幼児期特有の言語発達現象である「音位転換(メタセシス)」によるものです。4歳頃の子どもは舌や構音器官の発達が未成熟であり、連続する音素(「ろ」と「こ」)が入れ替わりやすくなります。宮崎駿監督はリアリズムを徹底するため、実際の子どもの観察に基づいてこの言い間違いを脚本に採用しました。
Q2:トウモロコシに書かれていた「おかあさんへ」の文字は誰が書いたのですか?
A2:草壁メイ本人が書いたものです。文字の筆致がぎこちなく反転文字のようになっているのは、4歳児が覚えたての平仮名を使って一生懸命に刻んだ痕跡を表現しています。この手書き文字こそが、母への無償の愛を証明する決定的な演出となっています。
Q3:ネットで言われる「トウモロコシ=メイの死の象徴」は本当ですか?
A3:完全なデマです。スタジオジブリ公式が2007年に「メイ死亡説」「トトロ死神説」を明確に否定しています。エンディングではお母さんが無事に回復して退院し、家族揃って仲睦まじく暮らす日常が描かれており、トウモロコシは命を繋ぐ希望と家族再生のシンボルです。