家庭で手軽に作れて、かつ家族全員が同じ味付けで楽しめる歯がない人向けの簡単レシピを2品厳選しました。どちらも歯茎や舌で安全に押しつぶせる柔らかさと、誤嚥を防ぐとろみを兼ね備えています。
レシピ1:料亭風・出汁が香るふわとろ豆腐ハンバーグ(区分2〜3相当)
【材料(2人分)】
- 鶏ひき肉(もも肉):100g
- 絹ごし豆腐:150g(しっかり水切りしておく)
- はんぺん:1/2枚(細かくちぎる)
- すりおろし生姜:小さじ1/2
- 和風だしあん:だし汁150ml、醤油小さじ2、みりん小さじ2、水溶き片栗粉大さじ1
【作り方の手順】
1. ボウルにひき肉、水切りした豆腐、はんぺん、生姜を入れ、粘りが出るまでポリ袋の上から揉み込むように混ぜ合わせる。
2. 小判型に成形し、油を引いたフライパンに並べ、蓋をして弱火でじっくり蒸し焼きにする(蒸すことで表面が硬くなるのを防ぐ)。
3. 鍋にだし汁、醤油、みりんを沸かし、水溶き片栗粉でしっかりとろみをつける。
4. 焼き上がったハンバーグにたっぷりと熱いあんをかける。はんぺんの気泡と豆腐の水分が合わさり、歯を使わずに舌と上あごだけで溶けるような食感に仕上がります。
レシピ2:白身魚と根菜のとろとろポトフ(区分3相当)
【材料(2人分)】
- タラやタイなどの白身魚の切り身:2切れ(皮と骨を完全に除去)
- カブ:1個(皮を厚くむき、一口大に切る)
- 人参:1/3本(乱切りにし、竹串が抵抗なく通るまで下茹で)
- コンソメスープ:300ml
- とろみ調整食品:適量
【作り方の手順】
1. 鍋にコンソメスープを沸かし、カブと人参を入れて極弱火で形が崩れる寸前まで煮込む。
2. 白身魚に薄く片栗粉をまぶしてから鍋に投入し、身がパサつかないよう優しく火を通す。
3. 器に盛り付けた後、スープに直接とろみ調整食品を振り入れ、全体になじませてとろみをつける。
片栗粉で魚の表面をコーティングすることで、魚特有のパサつきを完全に消し去り、噛まなくても美味しい介護食レシピが完成します。