コナン「ロンドン編」は何話?新一の告白・原作巻数と配信状況を徹底解説

コナン「ロンドン編」は何話?新一の告白・原作巻数と配信状況を徹底解説

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ロンドン編の核心であり、全コナングルメの中でも突出した人気を誇るのが、アニメ第621話(原作72巻File.1)で描かれた工藤新一によるビッグベン前での告白シーンです。

新一がロンドンに来ていることを知らず、電話口での新一の冷たい態度に傷ついた蘭は、「探偵なら私の心くらい推理しなさいよ!」と涙ながらに走り去ります。その背中を追った新一がビッグベンの眼前で蘭の腕を掴み、放ったのが以下の言葉でした。

「厄介な難事件なんだよ!余計な感情が入りまくって、たとえオレがホームズでも解くのは無理だろーぜ!好きな女の心を…正確に読み取るなんてことはな!」

このセリフは、劇中で世界最高峰のプロテニスプレイヤーであるミネルバ・グラスが口にした「Love is 0(テニスのスコアで0をラブと呼ぶことから、どれだけ積み重ねても愛はゼロ=無駄)」という絶望的なフレーズに対する、新一なりの強固なアンチテーゼとなっています。

冷静沈着な名探偵として常に論理的・合理的な解法を導き出してきた新一が、「好きな女性の心の前ではホームズですらいられない」と自身の理性の敗北を認めた瞬間でした。原作者の青山剛昌氏が公式ファンブック等のインタビューで明かした制作裏話によると、実際にロンドンへ足を運んでビッグベンと電話ボックスの位置関係をロケハンし、景観の美しさと心理的距離感が一致する絶妙なアングルを徹底して計算したと語られています。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。