「実際に美容整形を受けている人はどのくらいいるのか」という疑問に対し、公的な統計や業界データは驚くべき実態を示しています。美容外科や皮膚科を含む美容医療市場規模と推移を追うと、矢野経済研究所などの調査資料でも市場は右肩上がりの成長を続け、国内市場は数千億円規模へと拡大。クリニックの開業件数も主要都市部を中心に高水準で推移しています。 高須幹弥医師の公開講座における見解によれば、全国のクリニック増加ペースと実際の来院者数を考慮した場合、日本人女性が生涯のうちに美容整形(外科手術および医療マシン照射等の本格施術)を受ける割合は30〜40%前後に達すると推計されています。もはや3人に1人以上が何らかの美容医療を経験する時代に突入しているのです。 ここで、客観的なデータと施術の内訳、年代別の受療傾向を整理した比較表を確認してみましょう。
国際美容外科学会(ISAPS)の日本人美容整形統計データを見ても、日本は施術総数において世界トップクラスの常連国です。外科的な大手術よりも、ボトックスやヒアルロン酸注射、埋没法といった非切開の手術件数が圧倒的多数を占めている点が、日本市場の際立った特徴となっています。