高校生世代は、骨端線が完全に閉鎖する直前の「人生最後の成長リミット」に位置しています。整形外科の統計によると、男子は16〜17歳、女子は15〜16歳前後で骨端線が閉じ始めるケースが多いものの、個人差が非常に大きく、18歳や19歳までわずかに軟骨組織が残存している症例も確認されています。少しでも伸ばしたい高校生は、まず整形外科で手のひらや膝のX線撮影を行い、自身の「伸びしろ」を確認することが第一歩です。
この時期に成否を分けるのが、成長ホルモン分泌の秘訣を日々の生活習慣に落とし込めるかどうかです。成長ホルモンは単に「寝れば出る」という単純なものではなく、入眠後最初に訪れる「徐波睡眠(ノンレム睡眠のステージ3〜4)」の深い眠りの時間帯に1日の分泌量の約7割が集中します。就寝直前のスマートフォン操作を断ち、深部体温が下がる就寝90分前に入浴を済ませることが、分泌量を最大化する条件です。
食事面では、骨の材料となるタンパク質を体重1kgあたり1.5〜2.0g確保することに加え、骨代謝を活性化させるビタミンDやマグネシウムの同時摂取が欠かせません。カルシウム単体の過剰摂取はかえってマグネシウムの吸収を阻害するため、魚介類、大豆製品、緑黄色野菜を組み合わせた栄養バランスが不可欠です。これらを含む高校生が身長を伸ばす詳細まとめの実践は、骨端線が残されている数ヶ月から1年間の伸び率を左右します。