オリゴ糖と一口に言っても、原料や分子構造によって性質は大きく異なります。家庭で主に使用される代表的なオリゴ糖と上白糖のスペックを客観的な測定データで比較整理しました。
日本食品標準成分表および各糖質メーカーの公表データを照合すると、難消化性に優れたフラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖のカロリーは砂糖の約半分(1gあたり2kcal)にとどまり、食後血糖値の上昇を示すGI値も極めて低い水準を保っています。
一方で、スーパーの店頭で安価に販売されているシロップ状の多くはイソマルトオリゴ糖を主原料としています。イソマルトオリゴ糖は小腸で一部が消化酵素により分解されるため、カロリーは1gあたり約3kcal、血糖値への影響もゼロではありません。「オリゴ糖だから太らない」と過信して大量消費すると、普通に糖質過多を招く点に留意が必要です。