番組ではさらに、アメリカ在住の親戚への接触にも成功しました。ロバート氏の妹であり、草刈正雄にとって叔母にあたるジャニタさんが健在だったのです。
ジャニタさんの証言により、父ロバート氏は帰国後も日本に残してきた息子・正雄のことを片時も忘れず、生涯気にかけ続けていたことが判明しました。叔母の自宅には、若き日のロバート氏が抱いていた「赤ん坊の頃の草刈正雄の写真」が大切に保管されていたのです。父が自分を捨てたわけではなかったこと、愛されていた事実を知った草刈正雄が、番組内で大粒の涙を流したシーンは日本中に大きな感動を呼びました。
その後、草刈正雄は実際に渡米し、ノースカロライナ州で叔母や従兄弟たちと対面を果たします。70年の時を経てようやく巡り会えたアメリカの親戚との温かな抱擁は、長年の心の傷を癒やす決定的な瞬間となりました。