彼らが激しいパフォーマンスを支えるために履いているシューズには、日本の職人技が結集しています。HiHi Jetsが愛用しているスケート靴の多くは、東京・浅草にある老舗のオーダーメイドシューズ工房「小山シューズ(KOYAMA)」によって製作されています。
小山シューズは、かつて光GENJIやKis-My-Ft2のスケート靴も手掛けてきた伝説的な工房です。激しいジャンプの着地衝撃に耐える頑丈なレザーアッパー、足首をしっかり固定しながら柔軟な可動域を確保するカッティングなど、メンバー一人ひとりの足型に合わせてミリ単位でフルオーダーされています。
また、彼らが使用しているのは現代主流の1列タイヤ(インラインスケート)ではなく、前後2輪ずつの4輪クワッドスケートです。クワッドスケートは横方向への踏ん張りが利きやすく、急停止やステップ、ターンなどのダンス表現に適している反面、車輪(ウィール)や軸(トラック)の調整が極めてシビアです。
激しい摩擦によってウィールやベアリングは急速に摩耗するため、公演ごとに入念なメンテナンスが行われます。靴全体の重量は片足だけでも約1.5〜2kg近くに達し、両足で約4kg近い重りを足につけた状態で歌い踊っている計算になります。これを軽やかに見せる筋力と技術そのものが、彼らのプロフェッショナル精神の証です。