メジャー40人枠から外れた後、筒香選手が過ごしたマイナーリーグや独立リーグでの日夜は、まさに過酷そのものでした。長時間のバス移動、粗末なクラブハウス、若手選手たちが這い上がろうとギラつく殺伐とした空気の中、黙々とバットを振り込みました。
マイナーリーグ(AAA)での通算成績は170試合以上に出場し、打率.270前後、20本塁打以上をマーク。確固たる選球眼とコンタクト能力を示し、AAAレベルでは常にトップクラスの打撃指標を維持していました。
特に2026年夏に所属した独立リーグでは、元メジャーリーガーのプライドを完全に捨て去り、若手に混ざって泥まみれになりながら打撃フォームの根本的な改造に着手。球の出所を見極めるタイミングの取り方や、下半身主導のスイングを徹底的に見つめ直したこの時期の経験が、打者としての引き出しを大きく広げることにつながりました。