Q1:熊に引っかかれただけの浅い傷に見えても、救急病院に行くべきですか?
A1:直ちに外科や救急外来を受診してください。熊の爪や牙には無数の細菌が付着しており、表皮の傷が小さく見えても皮下組織の深部まで菌が侵入している可能性があります。放置すると数時間から数日で急激に化膿し、重篤な軟部組織感染症に進行する危険があります。
Q2:熊撃退スプレーは本当に熊外傷を防ぐ効果がありますか?
A2:極めて高い防御効果が実証されています。唐辛子成分(高濃度カプサイシン)を含んだスプレーを熊の目や鼻に向けて正しく噴射した場合、熊の攻撃行動を即座に停止させ、受傷することなく退避できる確率が大幅に向上します。野山に入る際はすぐに取り出せる位置(腰や胸のホルダー)に装着しておくことが必須です。
Q3:万が一、同行者が熊に襲われて大怪我を負った場合、まず何をすべきですか?
A3:周囲の安全を確認した上で、直ちに119番および110番へ通報してください。救急要請後は、受傷者の傷口を清潔なタオル等で強く圧迫して止血を試み、気道を確保します。山間部など救急車の到着に時間を要する場所では、ヘリコプター搬送の要請を伝えるとともに、傷病者を保温してショック状態の悪化を防ぐことが重要です。