災害大国である日本において、公共施設の防災機能強化は待ったなしの課題だ。新生アリーナは、震度7クラスの地震にも耐えうる免震構造を新たに採用。さらに、敷地内には大容量の蓄電池と、数日間分の生活用水を確保できる地下貯水槽が整備された。これにより、ライフラインが途絶した状態でも最低3日間は避難所として完全に自立できる設計となっている。
また、プライバシーに配慮した可動式の個室仕切りや、ペット同伴避難に対応した専用エリアの設置など、過去の震災の教訓を生かした細やかな設計が随所に見られる。ただ避難する場所ではなく、避難生活の質を守る場所へと進化を遂げたのだ。