華やかな世界である一方、入会前に把握しておくべき現実的なハードルも存在します。特に誤解されやすいポイントについて解説します。
1. 神戸サンバダンサー衣装の製作と費用負担
パレードで着用する豪華な羽飾り(コステイロ)やビキニタイプの衣装は、既製品をそのまま着るケースは稀で、多くはメンバー自身の手作業やオーダーメイドによって仕立てられます。羽(オーストリッチやキジの羽)やビーズ、スパンコールの装飾費として、1着あたり数万円〜十数万円程度の実費が発生することが一般的です。露出度の高い衣装に抵抗がある場合は、露出を抑えたドレス形式の「バイアーナ(伝統的な民族衣装)」や、Tシャツスタイルで参加できるパレード隊列を選択することも可能です。
2. 参加に必要なスケジュールと体力
神戸まつり直前の2月〜5月にかけては、毎週末の全体練習や合同リハーサルが組まれるため、相応のスケジュール調整が求められます。また、炎天下の舗装路をハイヒールで数十分間踊り続けるダンサーや、10kg近い重い大太鼓(スルド)を抱えて演奏し続ける楽器隊には、相応の体力トレーニングが欠かせません。