ひまわりを語る上で外せないのが、「イケメン(美男子)」と「光り物(宝石・高級貴金属)」に対する異常な執着心です。0歳の赤ん坊でありながら、テレビに映る美青年や街行くイケメンには目をハートにしてすり寄り、チラシの宝石写真や本物のジュエリーを見分ける鑑定眼を持っています。
この強烈な個性設定の背景には、母・みさえからの強烈な遺伝(DNAの継承)があります。しんのすけが父・ひろしの「美人好き・お姉さん好き」を色濃く受け継いだのに対し、ひまわりはみさえの「イケメン好き・ブランド品への物欲」をそのまま引き継ぐ形で作劇されました。
一見するとギャグ要素の強い設定ですが、物語の展開上では非常に重要な役割を果たします。しんのすけとひまわりがタッグを組む際、美女とイケメン、あるいはチョコビと宝石というそれぞれの欲望が原動力となり、大人顔負けの突破力を発揮して幾多のピンチを乗り越えてきました。野原家の血統の強さを視覚的・コミカルに表現する最高の発明といえます。