どれほど完璧なカットを施しても、自宅でのスタイリングが疎かになっては「あゆの輝き」を維持することはできません。レイヤーショートの命は、根元の立ち上がりと毛先のランダムな毛束感です。朝のわずか数分の手間で、プロの手による仕上がりをそのまま再現するためのステップを整理しました。
まず乾かす段階で勝負が決まります。髪全体を濡らした後、分け目をあえて作らずに下を向き、後頭部から前頭部に向かって地肌を擦りながら温風を当てるのが基本です。こうして根元の生え癖をリセットすることで、トップに自然な立ち上がりが生まれます。8割ほど乾いた段階で弱風に切り替え、冷風を当ててキューティクルを引き締めます。
アイロンワークでは、26mmのコテまたはストレートアイロンを使用します。トップの表面だけを薄くブロッキングし、真上に引き上げて毛先を軽くワンカール内巻きに。サイドはリバース(後ろ向き)にサッと通し、襟足は首に沿わせるように軽く外ハネを作ります。仕上げに、手のひらにしっかり伸ばした植物性ヘアバームと軽めのオイルを1:1で混ぜ合わせ、内側の襟足から順に揉み込み、余った油分で前髪の毛先をつまんで束感を整えれば完成です。