豪華客船ブラックホエール号(BW号)の下層で繰り広げられている王位継承編において、ノブナガは物語の中心で凄まじい存在感を放っています。ヒソカによる「旅団皆殺し宣言」を受け、シャルナークやコルトピを失った旅団メンバーは、ヒソカを抹殺すべく船内を探索。その中でノブナガは、フィンクス、フェイタンという旅団きっての実力派武闘派コンビとトリオを組み、下層の覇権を握るカキン系マフィア(シュウ=一家、シャ=ア一家)と接触しました。
現在ノブナガたちが直面している最大の障害は、カキン第4王子ツェリードニヒの私設兵であり、モレナ=プルードが率いる「エイ=イ一家」の暴走です。モレナの能力「恋のエチュード(サイキンオセン)」によって殺人を重ねて急速にレベルアップし、奇怪な念能力を獲得した組員たちが、旅団をも標的にして暗躍を始めました。
最新話の展開において、ノブナガはエイ=イ一家の隠れ家を探索する過程で、空間を歪めて壁をすり抜ける罠に遭遇。敵の奇襲によって一時的に自らの命とも言える愛刀を奪われるという絶体絶命の危機に陥ります。しかし、ここで露呈したのは「武器を失っても揺るがないノブナガの異常な戦闘IQ」でした。刀を奪われても一切動揺せず、敵の能力のタネを即座に推論。配給用のナイフを手に取り、「刀がねェと戦えねェとでも思ったか?」と冷徹に言い放ち、百戦錬磨のストリートワイズぶりを見せつけたのです。
シュウ=一家の若頭補佐であるヒンリギ=ピースとの共闘協定を結ぶ際にも、ノブナガは冷静な政治的判断とマフィアのパワーバランスを的確に見抜く頭脳を見せています。初期の直情径行なイメージを覆し、BW号におけるノブナガは「現場の状況を最も正確に把握できる頼れるベテラン捜査官」のような役割を担っています。