「ジェルネイルをしているからオイルは不要」と考えるのは大きな誤解です。むしろジェルネイルを施術している指先ほど、毎日のオイルケアが不可欠となります。
ジェルネイルが根元や先端から浮いてくる(リフトする)最大の原因は、自爪の乾燥による収縮です。爪が乾燥すると柔軟性を失って内側に巻き込むように縮みますが、上に乗っている樹脂(ジェル)は縮まないため、両者の間に物理的な隙間が生じて剥がれ落ちてしまいます。ネイルオイルで自爪のしなやかさと水分量を維持することが、ジェルネイルを3〜4週間美しくキープさせる最大の秘訣です。
一方で、以下の3点に注意しなければ逆効果を招くリスクがあります。
- マニキュア・セルフジェルの直前に塗るのはNG:自爪に油分が残っているとポリッシュやジェルが密着せず、数日で剥がれる原因になります。施術前はエタノールなどで爪表面の油分を完全に除去し、オイルは「カラーが完全に乾いた後」または「ジェル硬化完了後」に塗布してください。
- ゴシゴシと強い摩擦を加えること:甘皮周りの皮膚は非常に薄くデリケートです。強く擦りすぎると炎症を起こし、かえって爪の変形や凹凸を引き起こす原因になります。
- 酸化した古いオイルを使い続けること:開封から1年以上経過した植物油は酸化が進み、過酸化脂質へと変化して肌荒れや色素沈着を引き起こす恐れがあります。開封後は半年〜1年を目安に使い切るのが鉄則です。