七代目尾上菊五郎の歩みは、昭和、平成、そして令和の歌舞伎界を常に先頭で切り拓いてきた栄光の歴史そのものです。体調面での不安を抱えながらも、それを包み隠さず受け入れ、八代目菊五郎へのバトンタッチを見届けながら舞台に立ち続ける姿は、芸道に生きる表現者の究極の到達点を示しています。
妻・富司純子の深い支え、寺島しのぶや孫たちとの絆、そして前代未聞の「ふたりの菊五郎」体制によって、音羽屋は今まさに黄金期を迎えています。無理な過密日程を避けつつ厳選された歌舞伎座の舞台で、人間国宝が放つ一瞬の台詞、一瞬の眼光を見逃す手はありません。当代が命を削って紡ぎ出す至高の江戸歌舞伎の神髄を、これからも敬意を持って見届けていきましょう。 (出典: 七 代目 尾上 菊 五郎(Yahoo!ニュース))
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