濱田龍臣のキャリアを語る上で欠かせないのが、2010年前後に巻き起こった空前のブレイクです。NHK大河ドラマ『龍馬伝』で福山雅治演じる坂本龍馬の幼少期を瑞々しく演じ、同年の実写版ドラマ『怪物くん』では市川ヒロシ役に抜擢。愛嬌のある丸顔と豊かな感情表現で、日本中の視聴者を虜にしました。
しかし、思春期を迎えると外見に劇的な変化が訪れます。中学から高校にかけての成長期に身長が急激に伸び、1年間で10cm近く身長が伸びる時期を経験。公式プロフィールでも現在の身長は178cmに達しています。かつての小柄な少年像とのギャップが、メディア露出のたびに大きな話題を呼ぶ要因となりました。
特筆すべきは、2017年の特撮ドラマ『ウルトラマンジード』での主演・朝倉リク役への抜擢です。幼少期から大のウルトラマンファンを公言していた濱田にとって、16歳(当時)での主演は歴代最年少メインキャストとしての快挙であり、夢を自らの手で手繰り寄せた瞬間でした。映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010年)に少年役で出演してから7年後、自らが変身するヒーローとして戻ってきたストーリーは、特撮ファンの間でも伝説として語り継がれています。