冷戦の火種が燃え上がっていた1950年代、元大統領であるドワイト・D・アイゼンハワーの政権下で高高度偵察機U-2の開発が決定された。この超高度飛行が、近隣の目撃者による大量のUFO目撃証言を誘発することになる。政府はこうした混乱を収拾するため、空軍主導で目撃情報を公式に調査するプロジェクト・ブルーブックを立ち上げた。
表面上は現象の科学的解明を目的としていたが、その裏では国家防衛の秘密を守るための綿密な情報操作が行われていたとされる。軍の実験機を目撃した一般人の通報を「気象用気球」や「自然現象」として処理する手法は、この時代に確立された。