単なる食事制限だけでは、ふくよかな丸みと引き締まりを兼ね備えたヒップラインを作ることは不可能です。松村沙友理が取り入れている具体的なトレーニング手法とボディケアには、現代のボディメイクトレンドに合致した合理的な理由があります。
① 中臀筋・大臀筋上部を狙ったピンポイントトレーニング
通常のスクワットを過度に行うと、前ももの筋肉(大腿四頭筋)が発達し、脚が太く見えてしまうリスクがあります。特に骨格ウェーブ体型はこの傾向が強いため、以下の種目を中心に組み立てられています。
- ヒップスラスト:バーベルやダンベルを使用し、骨盤を突き上げる動作でお尻の筋肉のみを集中的に刺激。
- クラムシェル / バンドウォーク:トレーニングチューブを使用し、お尻の外側・上部(中臀筋)を鍛えてヒップトップの位置を引き上げる。
- バックキック:腰を反らさずにお尻の収縮だけを意識して後方に脚を蹴り出す動作。
② 筋膜リリースと徹底した下半身マッサージ
トレーニングと同じくらい重視されているのが、日々のセルフケアです。入浴中や風呂上がりにフォームローラーを用いた筋膜リリースを行い、太ももやふくらはぎの張りを解消。血流とリンパの流れを滞らせないことで、セルライトの定着を防ぎ、柔らかなマシュマロ肌の質感をキープしています。
【プロの結論】骨格に合わせたヒップメイクの向き不向きと成功の基準
松村沙友理のボディメイク術は非常に魅力的ですが、すべての人にそのまま同じアプローチが適しているわけではありません。体質や骨格に応じた見極めが必要です。
【向いている人・取り入れるべき人】
- 骨格ウェーブタイプの人:下半身に重心があり、ウエストの細さを活かしたヒップアップを目指したい人に最適。
- 過度な減量で貧相になりたくない人:適度な脂肪を残しながら、筋肉で下から持ち上げるアプローチが合致する。
- 日々の入浴やマッサージなどの地道なケアを継続できる人。
【慎重になるべき人・アプローチを変えるべき人】
- 骨格ストレートタイプの人:もともと筋肉がつきやすくヒップ位置が高いため、高重量の筋トレをやりすぎると下半身が大きく見えやすい。有酸素運動やストレッチを多めに配分するのが有効。
- 短期間で体重の数値だけを落としたい人:筋肉をつけるアプローチは体重計の数値が劇的に減るわけではないため、見た目のボディライン重視へ意識を切り替える必要がある。