主戦騎手を務めた武豊は、かつてディープインパクトの走りを「まるで飛んでいるようだ」と表現した。その異次元の走りを間近で見守り続けた馬主の金子真人にとって、この血脈を未来へ残すことは悲願でもあった。
その念願が最高形で結実したのが、同じく金子氏の所有馬として無敗のクラシック三冠を成し遂げたコントレイルの出現だ。父の最高傑作として期待を背負い、現在は父と同じ社台スタリオンステーションで後継種牡馬として大成功を収めている。
コントレイルの産駒たちは父譲りの美しい馬体と素軽さを引き継いでおり、武豊をはじめとするトップジョッキーたちもその資質に強い熱視線を送っている。