深夜ドラマの代名詞とも言えるのが、テレビ東京の看板枠である「ドラマ24」だ。低予算を逆手に取ったエッジの効いた企画力は今も健在で、数々のエポックメイキングな作品を世に送り出し続けている。
その筆頭格であり、深夜グルメドラマの金字塔となった『孤独のグルメ』。主演の松重豊が魅せる、ただ男が一人で飯を食う姿に、なぜこれほどまでに人は惹きつけられるのか。制作現場のスタッフが明かす秘話によれば、撮影現場での松重の徹底したコンディション管理と「食べる瞬間」へのリアルなこだわりが、画に凄まじい説得力を与えているという。深夜にお腹を空かせる「飯テロ」というジャンルを確立したテレビ東京の手腕は、他の追随を許さない。