犬が白目をむいて寝るのはなぜ?瞬膜の仕組みと危険な病気のサイン

犬が白目をむいて寝るのはなぜ?瞬膜の仕組みと危険な病気のサイン

犬が白目をむいて寝るのはなぜ?瞬膜の仕組みと危険な病気のサインとはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

白目をむいて眠る頻度や要因は、愛犬の年齢やライフステージによっても大きく変化します。

【子犬の白目睡眠:神経系の急速な発達】
子犬は1日の大半(18〜20時間程度)を睡眠に費やし、その睡眠周期のほとんどがレム睡眠です。未発達な中枢神経系が睡眠中に活発なネットワーク形成を行っているため、成犬以上に激しく手足を動かしたり、白目をむいて顔面をヒクヒクと震わせたりします。これは成長過程における極めて健康な神経発達の兆候です。

【老犬が白目で寝る原因:筋力低下と乾燥リスク】
シニア期(概ね7歳以上)を迎えたシニア犬の場合、加齢によって眼輪筋(まぶたを閉じる筋肉)の筋力が低下することが主な原因となります。目をしっかり閉じる力が弱まることで、眠っている間にまぶたが開きっぱなしになり、瞬膜が常に露出してしまいます。

老犬が目を開けたまま眠る状態が続くと、角膜が外気に晒されて乾燥し、ドライアイや角膜潰瘍、角膜炎を発症するリスクが高まります。また、加齢に伴い眠りが深くなり、周囲の刺激に鈍感になる傾向もあるため、定期的な目の保湿や健康状態の確認が欠かせません。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。