福士加代子が日本陸上界に残した足跡は、極めて偉大です。トラック種目からロードまで、2000年代以降の日本女子中長距離を名実ともに牽引し続けました。
特筆すべきは、オリンピック4大会連続出場という大記録です。
- 2004年 アテネ五輪:女子10000m出場
- 2008年 北京五輪:女子10000m出場
- 2012年 ロンドン五輪:女子5000m・10000mの2種目出場
- 2016年 リオデジャネイロ五輪:女子マラソン日本代表(14位)
トラックで培った爆発的なスピードを武器に挑んだマラソンでも、2013年のモスクワ世界陸上女子マラソンで銅メダルを獲得。2016年の大阪国際女子マラソンでは、当時日本歴代7位となる2時間22分17秒の好タイムで圧勝し、見事にリオ五輪の切符を自力で掴み取りました。初マラソンとなった2008年大阪での度重なる転倒劇を乗り越え、世界の表彰台まで登りつめた不屈の歩みは、女子マラソン史に残る名場面です。