Q1:年商10億円の会社で社長が年収1億円を受け取ることは可能ですか?
A1:制度上は可能ですが、極めて高収益なビジネスモデル(利益率30%以上など)でなければ現実的ではありません。営業利益が薄い状態で1億円の役員報酬を支払うと会社が赤字化し、金融機関からの信用低下を招くリスクが高まります。また、個人の税率も最高区分となるため、手取り効率が著しく低下します。
Q2:年商10億円の社長の手取り額は月換算でいくらくらいですか?
A2:役員報酬が相場の中央値である年収3,000万円の場合、年間の手取り額は約1,720万円となり、月換算にすると約143万円です。年収2,000万円の場合は年間手取り約1,250万円、月換算で約104万円となります。
Q3:なぜ業績が良いのにあえて役員報酬を低く抑える社長がいるのですか?
A3:個人の所得税率が法人税率(約30〜34%)を大きく上回るためです。高い税金を払って個人で資金を受け取るよりも、法人内に資金を残して事業投資や内部留保に回した方が、企業価値の向上と倒産リスクの低減に直結するためです。