過去30年以上にわたり世間を賑わせてきた歴代フレーズを振り返ると、その年の気候条件や業界の熱量が如実に反映されていることがわかります。ネット上でも語り継がれる主な歴代評価を年代順に整理しました。
【1990年代後半〜2000年代:伝説のフレーズ連発期】
・1995年:ここ数年で一番出来が良い
・1997年:まろやかで後味も爽やか、ここ数年で最も完璧な仕上がり
・1999年:1000年代最後の年にふさわしい仕上がり
・2001年:ここ10年で最も豊かな果実味
・2003年:100年に1度の出来栄え(※欧州を襲った猛暑により記録的な糖度を記録した歴史的年)
・2004年:今世紀最高と称された2003年を彷彿とさせる味わい
・2005年:タフな03年とはまた違う、本来のボジョレーらしいエレガントな仕上がり
・2009年:50年に1度の出来栄え(気候に恵まれ非常に評価が高かった年)
【2010年代〜2026年代:詩的・ドラマチック期】
・2010年:2009年と同等またはそれ以上に素晴らしい出来
・2011年:100年に1度と評された2003年を超す味わい
・2014年:エレガントで味わい深く、2009年の再来と評される
・2015年:我がワイン人生で最良の年(※醸造責任者の個人的コメントが話題に)
・2017年:豊満でシルキー、ここ数年で最も芳醇なヴィンテージ
・2019年:有望で生産者の手腕が光る仕上がり
・2026年:初夏の日照不足を乗り越えた、フレッシュでクラシカルな味わい
・2026年〜2026年:太陽の恵みを凝縮した果実味豊かなヴィンテージ
こうして並べて見ると、「過去の当たり年」を基準にして比較表現を重ねているため、毎年のように最高記録が更新されているような印象を与えています。