「おきゃく」とは、高知の方言で宴会のことだ。毎年春に開催される「土佐のおきゃく」では、高知中央公園の敷地全体が巨大な野外座敷へと姿を変える。赤提灯が揺れる下で、見知らぬ者同士が杯を交わし、カツオのタタキや皿鉢(さわち)料理をつまむ光景は、高知ならではの温かい人間模様を映し出している。
また、年間を通じて開催される数々の野外グルメフェスティバルも絶対に見逃せない。地元高知のクラフトビールや土佐あかうしのステーキ、四万十川の恵みを受けた鮎の塩焼きなど、極上の食文化が一堂に会する。青空の下で冷えたビールを掲げる瞬間の爽快感は、現地を訪れた者だけが得られる特権だ。