「自分の機嫌は自分で取る」に疲れた人へ!元ネタの真実と実践法

「自分の機嫌は自分で取る」に疲れた人へ!元ネタの真実と実践法

「自分の機嫌は自分で取る」に疲れた人へ!元ネタの真実と実践法にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

では、精神論に逃げず、心に負担をかけずに自らの機嫌を安定させるにはどうすればよいのでしょうか。精神科医や臨床心理士が推奨する、具体的かつ手軽なアプローチを厳選しました。

1. 「快・不快リスト」を可視化しておく
不機嫌の渦中にいるとき、人間の脳は判断力を失っています。調子が良い平時に、「これをすれば心が落ち着く」という具体的な行動をメモしておきます。重要なのは、大がかりな旅行や贅沢な買い物ではなく、「深煎りコーヒーの香りを深く吸い込む」「お気に入りの入浴剤を入れて15分湯船に浸かる」「スマホを機内モードにして10分間目を閉じる」といった、3分から15分程度で完結する小さな五感刺激を用意することです。

2. 不快の発生源から物理的に距離を置く(タイムアウト)
夫婦喧嘩や職場で怒りが込み上げた際、その場で自分の感情をコントロールしようとするのは至難の業です。「少し頭を冷やしたいので、トイレに行ってきます」「5分後にまた話しましょう」と宣言し、その場を離れます。物理的な距離を取るだけで、交感神経の過剰な興奮はおよそ数分で鎮静化に向かいます。

3. 「感情のラベリング」を実践する
感情に飲み込まれそうになったら、「私は今、スケジュール通りに進まなくて焦っている」「私は今、無視されたように感じて寂しいのだ」と、心の中で客観的に言語化します。感情を客観的に観察する作業(メタ認知)を挟むことで、感情に振り回される側から、感情を眺める観察者へと視点を切り替えることができます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。