二郎系を語るうえで避けて通れないのが、「直系(ラーメン二郎)」と「インスパイア系」の境界線です。
直系店とは、創業者である山田拓美氏(通称・総帥)の三田本店で直接修行を積み、正式に「ラーメン二郎 〇〇店」の屋号を名乗ることを許された店舗を指します。全国に約40店舗以上が存在し、黄色い看板に黒文字の屋号を掲げています。
一方、インスパイア系とは、ラーメン二郎のスタイルに影響を受け、独自に開発・開業した店舗群です。「豚山」「富士丸」「千里眼」など名店と呼ばれるチェーンや独立店が多数存在します。インスパイア店は直系の伝統を踏襲しつつも、辛揚げや玉ねぎなどの独自トッピングを追加したり、接客マニュアルを整備して初心者や女性客が入りやすい環境を整えるなど、独自の進化を遂げています。